窓のプロの横顔

約120年間、この板橋区に根付いてご商売を営んでこられた関口硝子店様。
板橋区の環境イベントに参加をし、地元住民の窓のお悩みを聞くなど、地域に密着した窓の専門店です。
お父様から社長を引き継ぎ、4代目となった関口社長にインタビューをさせていただきました。

社長の人柄

関口社長は地元の窓専門店のなかでも、スポーツ万能だと非常に有名です。
「サッカーとゴルフをしています。 両方とも、それぞれ週に1~2回は練習しています。」と社長。
どちらかというと、お酒を飲みに行くというよりも、体を動かしたいタイプだそうです。
「仕事のない日曜日は、少年サッカーのコーチをしています。息子が小学生の頃に地元のサッカーチームに入ったのがきっかけでした。その影響か、今では下の娘までサッカーをしています(笑)」

FacebookやTwitterで、仕事のお話はもちろん趣味のお話を公開している関口社長。
関口硝子店がホームページを作ったのも10年以上前です。
「今となっては、インターネット上でお店を検索するのが当たり前になっていますよね。当時は、窓の専門店の中では比較的早い段階で、Webを通じて一般ユーザー様とコンタクトを取っていたと思います」
HP開設当初は、遠方からのお問い合わせもあったと語る社長。
「最近は、地元の方からのお問い合わせが多いですが、当時はそこまでネットが普及していない事もあり、遠方からの問い合わせが多かったです。 基本的に対応地域は限定していませんが、場合によっては、お客様宅から近い窓専門店をご紹介することもあります」

大切にしていることは「フットワーク」

あまりお客様をお待たせしないように。「もう来てくれたの?」と思っていただきたい。 それが関口社長の最も大切にしていることです。万が一現場調査や工事が先延ばしになってしまう状況でも、日にちは必ず決めます。工事がいつになるか分からない不安な状況にはさせません。
下の写真は、関口硝子店が仕事で愛用しているカブです。 ほとんどは車での移動ですが、小さいサイズのガラスを運ぶ時は小回りが効くし渋滞にも巻き込まれず、とても便利なんだそうです。 後部のガラス用荷台は、きちんと固定できて倒れないように工夫して作られていました。

印象に残っている工事

年に一度は、1棟まるごと十何セットの内窓を取り付ける工事の依頼が来るそう。
内窓を部屋まで運ぶのに、螺旋(らせん)階段しかなかったお宅もあったといいます。
「さすがに階段を使って搬入する事ができなかったので、3階まで梯子をかけて、大工さんを含め計8人で外から吊って荷上げしました」
そんな大がかりな窓工事でも、関口硝子店ならたった一日で終わります。

今後の目標

工務店さん向けだけではなく、一般生活者さん向けに提案活動を強化していきたいです。
お客様の "痒い所に手が届く" ようなサービスをしていき、細かい仕事でも対応して差し上げたいと思っています。1~10まで全て自分でやりたいのですが、自分ひとりで不可能な工事があったら協力スタッフの応援を借り、何とかしたいと思っています。そして工事が終わった後、お客さまに「この店に頼んで良かった」と思っていただける仕事を、今後もしていきたいです。
それに、何でもそうですが、なかなか簡単に出来ない事をやり遂げると、それが自分の財産になって残りますしね^^


インタビュー後、社長が事務所から少し離れたところにある「関口硝子店作業場」に案内して下さいました。 作業場には、いたるところに関口硝子店お手製のモノが置いてあります。 「細かい工事も対応してあげたい」という関口硝子店の気持ちの強さを、作業場を拝見して改めて実感させられました。 対応がとても丁寧で、優しい口調の関口硝子店社長。120年という古い歴史をお持ちのお店なので、安心して窓リフォーム工事をお任せできます。