窓のプロの横顔

自社での「責任施工」を最大の強みにされている
アイティ建材有限会社 朝霞営業所 様。
お店は、膝折町4丁目の坂の中腹にあります。
入り口には、オリジナルの表札が。→

今回は、社長の池澤敬様と、次代を担う池澤申人(ノブト)様にお話を伺いました。

 

御社のホームページにも掲載されているイラストは、どなたが描かれたのですか?

私の姪です。一級建築士ですが、本当は漫画家になりたかったくらい、イラストを描くのが大好きなんです。
商品のページは写真などを載せることが多いと思うのですが、私たちは全てマンガにしてわかりやすくお伝えしています。こちらは、私が提案して彼女が構成を考えました。


真空ガラス「スペーシア」の商品ページ。続きはこちら

施工事例も頻繁に更新されていますね。

毎日工事していますからね。写真は膨大にあります。本当はあの十倍近くあるのですが、中々上げきれないですね。施工前・施工中・施工後の写真は、全てのお客様に報告しています。仕事が終わった後の報告はきっちりしないとだめですよね。

社長に、御社の強みをお伺いします。

必ず、人よりも早く。お見積りを3・4日待たせることはありません。お見積りでスピード感を出すことが、まずひとつですね。そして、この時代におけるトレンドですね。何をお客様が望んでいるのか。実際の工事として望んでいることは何か、と考えたときに「責任施工」で行えるカバー工法などの商品を強くすれば、小規模な会社である私たちも選ばれていくのではないか、と考えました。

※カバー工法とは・・・既存の窓枠に新たなサッシをかぶせて施工を行う方法。詳しくはこちら

「責任施工」を強く意識したきっかけがあるのですか?

15・6年前にとっても悔しい思いをしましてね。当時はカバー工法を自社でできなかったので他社に依頼したのですが、金額が大幅にアップし、私たちの利益をそっくり持っていかれてしまいました。
施工までできれば、と思い徐々に今のかたちに近づけていきました。
それに、お客様に正確に仕事をして満足してもらうとなると、正直な話、第三者を入れてはだめなのです。自社の人間で全てをチェックして全て説明できないと、お客様は最終的に満足してくださらないですね。「自社」に特化していったのは、必然的なのかな。トレンドなんだろうな、と思いますね。

ブログでお書きになっていた「変えていかなければならないこと」について詳しくお聞かせ下さい。

大きなニーズを常に考えて仕事をしてきましたが、変わっていくニーズにおいて変わらないものは何か。それは、そこで働いている人間性、技術力です。人間教育をどう変えていくか。私のあとの世代のことを、今すごく考えています。

社長のあとの世代を担う申人さんにお話を伺います。
これからどんな会社にしていきたいですか?

社長が今まで築いてきたお客様とのつながりを無くさないことを、まず第一に考えています。ホームページを運営するようになって個人のお客様からのお問合せが増加していますので、個人の方々とのつながりも拡張していきたいですね。

お客様との間でうれしかったエピソードはありますか?

マンションの9階で、明らかに結露がすごかったお宅にスペーシアをご提案し工事させていただいたのですが、  結露が見事におさまり、ありがとうございますとメールをいただきました。うれしかったですね。個人のお客様とはメールでやり取りを繰り返すのですが、施工が終わってお客様からお礼のメールをいただくと、非常にうれしいですね。やってよかったな、と思います。

お客様と接する上で大切にされていることは何ですか?

まずは失礼のないように。それから、お客様はどういうことを考えて窓を替えたいと仰っているのか、断熱性を向上したいのか、結露を無くしたいのか、といったニーズに合わせた商品をご紹介できるようにしています。


カバー工法の図面は、設計担当である社長の姪御さんが書いています。メーカーに依頼したことは一度もないそうです。細部まで丁寧に記述された素晴らしい図面なのですが、社長は「これはこれ。次を見ていかないと。」と、常に先を見据えていらっしゃいます。
「仕事は思い描いた最終点がここだ、と感じたら終わりですから、最終点を自分自身の中で決めてしまわないようにしています。」とのこと。