内窓はガラス選びが大事一覧へもどる

断熱や防音の目的で窓リフォームによく用いられる内窓。
最近ではネットやホームセンタ―などでも手軽に購入でき、中にはDIYで内窓を取り付ける方もいらっしゃいます。
でも、その内窓に入っているガラスによって性能が異なることをご存知ですか?
今回は、「断熱性能」と「防音性能」の観点から、内窓に使用するガラスの種類と性能をご紹介します。

内窓に使われる主なガラスの種類

内窓に使われるガラスは大きく分けて4種類
①一枚ガラス ②ペアガラス ③Low-Eペアガラス ④真空ガラス があります。
内窓の主なガラスの種類
①一枚ガラス…その名の通り一枚のガラス。厚さ3~5ミリが一般的。
②ペアガラス…2枚のガラスの間に空気の層があるガラス。別名、複層ガラス。
③Low-Eペアガラス…表面にLow-E金属膜がコーティングされたペアガラス。
④真空ガラス…2枚のガラスの間が真空になっているガラス。

断熱性能に優れた内窓のガラス

断熱性能は①が最も低く、④が最も高いガラスとなり、一般的には価格も比例して高くなります。「一番安いのでいいわ~」という方、ちょっと待ってください!
実は、一枚ガラスの内窓を取り付けた窓全体の断熱性能は、断熱材の入っていないスカスカの壁より低いんです!
ガラス別の内窓の断熱性能

サーモカメラで撮影した画像をみても、一目瞭然です。

内窓のガラス別サーモ画像
せっかく内窓をつけるのに、①の性能では実にもったいない…!!
なので、断熱目的なら内窓のガラスは②ペアガラス以上の性能をオススメします。

防音性能に優れた内窓のガラス

さらに、断熱に加えて防音を求めるなら④真空ガラスがオススメ。
真空は熱も音も伝えないため、断熱性と防音性どちらにも優れています。
内窓のガラス別 性能表
ただし、③真空ガラスは一般的なメーカーの内窓には無い仕様で、内窓のカタログには掲載されていないことがほとんどです。
断熱性も防音性も高い真空ガラスの内窓を付けたい!という方は、窓のコンシェルジュmadokaで近くの窓専門店を探してみましょう。madokaに登録している窓専門店なら、豊富な経験と高い技術力で真空ガラスの内窓を取り付けることができますよ
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