室内が快適になる!窓の防音対策一覧へもどる

「台風の日、風の音がさわがしくて夜眠れない…」「ピアノの音漏れが心配で思うようにピアノが弾けない…」「ペットの鳴き声や赤ちゃんの泣き声が外に響いていないか心配…」などというような、「音」に悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

そんな音の悩みを解消できる窓リフォーム方法や遮音性能の高い窓製品を紹介します。

1.防音には内窓

内窓(二重窓)取付

室内の騒音を抑えるとともに、室内の音漏れを抑えることができる窓リフォーム方法が「内窓(二重窓)取付」です。

(LIXIL WEBカタログより引用)

 

内窓とは、既存の窓の室内側にもうひとつ追加で窓を設置するという窓リフォーム方法です。外窓や、内窓取付によって外窓と内窓の間にできる空気層が、外からの音や室内の音の出入りを遮ります。

アルミサッシ+単板ガラスに、単板ガラスの内窓取付を行った内窓の遮音等級は、最高のT-4等級です。

遮音等級とは

屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示すしており、JIS A 4706-2000 ではサッシの遮音性能についてT-1等級~T-4等級を定めています。T-4等級が最も高い遮音性能があり、数字が小さくなるほど性能が下がります。

たとえば500Hzの騒音が外から聞こえた際、T-2等級のサッシを使用していれば-30dbの状態で聞こえますが、アルミサッシ+単板ガラスに、単板ガラスの内窓を取り付けたときは同じ騒音が聞こえた際も-40dbの遮音効果があります。

(LIXIL WEBカタログをもとに作成)
 

音は10dB下がるごとに約半分に感じられると言われています。交通量の多い道路レベルの騒音も、内窓取付なら図書館並みの静けさに感じられます。

アルミサッシ+単板ガラスの遮音等級はT-2等級です(サッシ部分 LIXIL デュオSG+単板ガラスの場合)。アルミ樹脂サッシ+複層ガラスでもT-2等級~T-3等級の遮音性能しかありません(サッシ部分 LIXILサーモスL+複層ガラスの場合)。

T-4等級を実現できる内窓は、窓リフォームでは最も効果的です。

2.防音にすぐれたガラス

窓ガラスには遮音性能に優れた製品があります。内窓に組み合わせたり、気密性能の高いサッシと組み合わせることで、より高い防音性能を発揮することができます。リフォームで検討する場合、ガラス交換では既存の窓サッシの性能に左右されるため効果が出にくいので気を付けましょう。

防音ガラス


防音ガラスは、防音性能を持つ特殊中間膜を2枚のガラスではさみ込んだ合わせガラスです。特殊中間膜が音の振動を熱エネルギーに変換し、音の波を消滅させる原理を用いたもので、厚さ6.8mmで1cmの通常ガラスと同等の遮音効果を持つ優れものです。特に高い周波数に対しては、絶大な遮音効果を発揮します。

真空ガラス

2枚のガラスがマイクロスペーサーによって圧着されたスペーシアは、一般的な複層ガラスの場合に起こる、遮音性能を悪化させる原因となる共鳴現象がありません。わずか6.2ミリの厚さでも8ミリ厚の一枚ガラスや、18ミリ厚の複層ガラス(4ミリガラス+中空層6ミリ+8ミリガラス)に匹敵する遮音性能を発揮。高いレベルで遮音性能と断熱性能を両立させています。
(参考サイト→https://shinku-glass.jp/souon/index.html

複層ガラスを異厚にする

同じ厚さのガラス2枚で構成される複層ガラス(ペアガラス)の場合は、音を通しやすくなる共鳴現象が起きてしまいます。しかし2枚のガラスの厚さを変えることで共鳴現象を防ぎ、遮音効果を発揮できます。複層ガラスなので断熱性能を確保でき、防犯ガラスとの組み合わせなどもできます。新たに窓を取り付ける際、防音性能を上げるためにおすすめの方法です。