耐震改修だけで命は守れない!同時にすすめたい断熱改修一覧へもどる

大きな地震が来た時、いま住んでいる住宅に家族の命を守る耐震性能が確保されていることは重要です。
特に近年は、耐震リフォームの需要が増加傾向にあります。
しかし、住宅の中にはもっと身近で日常的に死の危険が存在しています。それが、室内の寒さです。
実は、耐震リフォームは同時に断熱リフォームをするチャンスとも言えます。
今回は、耐震リフォームと一緒にオススメしたい断熱リフォームの方法と、その理由を解説します。

耐震リフォームは同時に断熱リフォームのチャンス!

耐震リフォームは多くの場合、住宅の壁をはがして「筋交い」や「構造用合板」を入れる工事になります。この壁をはがす時が、断熱リフォームのチャンスです。断熱材を新しく入れ替えたり、窓の交換がしやすい状態だからです。同時に行うことで、リフォーム後の内装・外装の補修工事も一度で済ませることができるというメリットもあります。


特に、断熱リフォームの中でも最も効果が高いのが窓リフォームです。
断熱性能の高い樹脂サッシに交換することで寒さや結露を大幅に軽減し、より快適な生活を送ることができるようになります。
新しく取り付ける窓の性能にも注意してみましょう。


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耐震リフォームで家は守られても、家族の健康は危ないかも!?

地震大国の日本では、住宅を建てる際に守るべき「建築基準法」で耐震性能の基準が設けられています。1981年6月以降の新耐震基準で建てられた住宅は、震度6強~7の地震がきても倒壊・崩壊しない性能を有しているため、建物の倒壊で命を失うことはないレベルの性能が確保されます。この基準が施行される前に建てられた住宅は、耐震リフォームをすることで性能を引き上げることができます。
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一方、住宅の断熱性能の基準は努力義務とされており、基準以下の住宅でも建てることができてしまいます。そのため、今でも断熱性能の低い住宅が多く存在しています。
断熱性能の低い住宅は暖房している部屋としていない部屋の間で温度差が大きくなり、特に10℃以上の温度差がある場所はヒートショックに要注意です。実は、このヒートショックで年間約17,000人の方が亡くなっているとのデータがあります。
耐震リフォームをしても、断熱リフォームをしないと家族の健康は守れないかもしれません…。

まとめ

いかがでしたか?住宅の耐震性能が高ければ、家を守ることができます。
しかし、断熱性能が低いままだと家族の健康は危ないかもしれません。
住宅の耐震について考えている方は、同時に断熱についても考えてみてください。
 

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