夜間に何度も起きてしまう夜間頻尿の原因と対策一覧へもどる

夜間に何度もトイレに起きてしまう・・・そんな夜間頻尿の悩みを抱える方は、40歳以上の男女で約4,500万人もいます。年齢と共に多くなるこの症状、実はお部屋の寒さにも原因があるということが研究の結果わかってきています。

寝る前の室温が低いほど、夜間頻尿のリスクが高い

リフォーム前後の平均室温とトイレ回数を比較した結果が下のグラフです。
リフォーム後に(1)室温上昇(2)高温維持(3)低温維持(4)室温低下の4つのグループに分けると、平均室温が上昇した3つのグループで夜間頻尿の改善傾向がみられました。とくに、平均室温が15.1℃からリフォーム後に20.4℃に上昇した(1)のグループでは、平均夜間頻尿回数が1.26回から0.96回へと改善されています。
この調査では、室温18℃以上の場合と12℃未満の場合を比較すると、室温の低い方が3倍も夜間頻尿の確率が高くなるということも分かっています。

断熱改修後の夜間頻尿回数変化
参考資料:(一社)日本サステナブル建築協会「断熱改修などによる居住者の健康への影響調査」より

暖かいお部屋にするために

お部屋を暖かくすることで、夜中にトイレに行く回数を減らせるということがわかりました。
では、どうしたらお部屋は暖かくなるでしょうか?
最も効果的なのは、熱の出入りが多い「窓」を断熱化することです。
下のイラストを見るとわかるように、窓はお家の中で最も熱が出入りする部分です。
寒いと暖房やストーブをつけますが、窓が断熱化されていなければどんどん熱が逃げて行ってしまうので、とても効率が悪いんですね…。窓のリフォームは断熱だけではなく、冷暖房の効率を高める省エネ効果も抜群です!
熱の出入り(冬)

特に、寝室の窓を断熱リフォームすれば、昼間の快適な室温を保ってくれるので、夜になってもお部屋が寒くなりにくくなります。
また、もし夜中にトイレに行きたくなってしまった時でも、お家全体の窓を断熱化すれば、部屋間の温度差で起こるヒートショックの危険もなくなります。
窓の断熱リフォームは、健康で快適な生活にかかせない存在なんですね。
窓断熱で快適な生活

窓リフォームの方法についてくわしくはコチラ

まとめ

・部屋が暖かくなれば夜中にトイレに行く回数は減る
・部屋を暖かくするのに最も効果的なのは窓リフォーム
・家全体の窓断熱で温度差を解消し、ヒートショックも回避

窓の断熱リフォームで快適な生活を送りましょう!
窓リフォームをしたくなったら、ぜひお近くの窓の専門店を探して相談してみてくださいね。

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