窓のプロの横顔

朝霞市でガラス店を営む折原硝子店 折原社長。近くの現場には愛用のスーパーカブで出向きます。この道一筋のガラスのスペシャリストにお話を伺いました。

高度経済成長期の新築から、エコガラスのリフォーム工事へ

折原硝子店は、父が池袋のガラス問屋から脱サラし、38歳の時に今のお店の向かいで開業したのが始まりです。私は高校を卒業し大阪のガラス店で2年間修業したあとに戻ってきました。高度経済成長期には町場の大工さんが経てる戸建の新築がたくさんありましたし、工場のサッシ修繕も多かったです。真空ガラス「スペーシア」を扱う日本板硝子のひのまるチェーンに加盟したのは平成11年です。実は最初に板橋の展示会で見た時にはあまり印象に残りませんでした。その後、近くのマンションの方からスペーシアの工事をやってほしいという依頼があり、加盟しました。夜遅くのことだったのでよく覚えています。いち早くスペーシアを扱うようになったのは、そのお客様のおかげですね。今は、仕事のほとんどが一般のお客様のリフォーム工事になっています。ご提案するときは効果の出る良い製品をおすすめします。ガラス交換ならスペーシア、内窓なら内窓のガラスはLow-E複層ガラスですね。内窓は普通のペアガラスとLow-E複層ガラスの差を少なくしてご提案し、良いものを選んでもらえるようにしています。

必ず対面で説明

―――仕事をする上で大切にしていることはなんですか?
時間厳守、服装はきちんとすること、お見積りは必ず手渡しすることです。引っ越し屋さんもそうですが、家に上がらせてもらうので靴下はきれいなものを履いていきます。お見積りは郵送やメールではなく、説明してから手渡しするようにしています。お電話し、土曜日や日曜日でも空いていれば、お客様のいらっしゃる時に合わせて伺います。修繕でお伺いする時も結露でお困りでないか、網戸が破れていないか、お聞きするようにしています。昭和49年5月から修繕帳を付けているので、「前もやってもらったのですが」というお問合せにもすぐに対応できます。何年の何日ですね、とお伝えすると驚かれますよ。帳簿を付けていると、金額についても納得のいく説明ができます。お釣りをお渡しする際に、新札や新しい硬貨を準備していくのも気をつけているところですね。


ご注文いただいたお客様には、手作りの手鏡やマウスパッドをプレゼントしています。「折原さんにもらった鏡」と持って下さっている方もいて嬉しいですね。鏡の小口加工は磨き用の機械を使います。ガラス屋さんで持っているところは少ないと思います。以前、家具屋さんから仕事を請けていたときに、家具に入れるガラスの加工に使っていました。ガラスの引手の彫り加工などもできますよ。

ジョギングと銭湯で体づくり

心・技・体と言いますが、体が一番なので、体・技・心と言い換えています。まずは体が健康でなければと思い、体づくりのために今日も朝5時から1時間くらいジョギングをしていました。今は2日おきに5~6キロ走っています。音楽を聴きながら走っていると良いアイディアが浮かんできます。銭湯通いも体を整えるための日課です。マラソンの大会に出ることは少なくなりましたが、ボランティアスタッフとして手伝いに行き、色々な人と交流できるのも楽しみです。フルマラソンの自己ベストは2時間59分05秒。3時間未満の「サブ3」と言われるタイムで、市民ランナーの約4%が到達できる領域です。マラソンランナーの勲章と言われているんですよ。